ウィンター・ソング

思っていたより冷たい風に
緩んだマフラー巻き直す
空の顔色をうかがうように
淋しさが目を覚ますけれど

流れくるは いつもの歌
季節が幾度と 巡っても

君がいたあの頃の
あたたかな冬の
夢を 夢を 見せておくれよ
ウィンター・ソング

こんな日にだけ身を寄せる猫の
マイペースぶりにほっとして
寒いのが嫌いな僕に君が
言ったセリフを思い出す

「冬はまるで 悪者だね
こんなにも星がきれいなのに」

君が口ずさんでいた
あたたかなメロディ
今も 今も 思い出せるよ
ウィンター・ソング

「冬はまるで 悪者だね
こんなにも星がきれいなのに」

君が口ずさんでいた
あたたかなメロディ
今も 今も 思い出せるよ
ウィンター・ソング

君がいたあの頃の
あたたかな冬の
夢を 夢を 見せておくれよ
ウィンター・ソング
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