星の王子さま

僕がいた星は暗くてさ
もう何も見たくないと願った僕が
そうしたのかな
だって君が僕の手を引けば
世界は違って見えた
君と見たいと思った

砂漠で迷ってた 僕は泣いてた
君は笑った
夢から覚めたのにサンライトみたいに
心に暖かい光が見えた

君の星まで僕も行けたらな
雲に乗って空を飛んでいきたいな
だけど僕はひとりじゃ怖くて
まだただ願ってる
いつもと同じ空
少しキレイに見えた

夜空には浮かぶ星が輝いて当然と
僕はそう思っていたんだ
見えていたはずのあの星は
いつからか無くなった
僕には見えなくなった

宝箱の中 ガラクタだった
今の僕には
壊れた心に咲いた花の根が
傷口を結んだ 君が咲かせた

君の星まで僕も行けたらさ
夢だって叶うと信じられそうで
いつもより高いとこまで
登って見上げれば
昨日と同じ空
少しキレイに見えた

あの輝きがキレイだと
僕は気づいたから
君が教えてくれた
これから先の辛いとき
上を見上げてみれば
明日の空が楽しみに
変わる気がした

君の星まで僕も行けたらな
雲に乗って空を飛んでいきたいな
だけど僕はひとりじゃ怖くて
まだただ願ってる
いつもと同じ空
少しキレイに見えた
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