花の慶次~2020~

戦国乱世 生きぬいて
和(なご)みの棲家(すみか) 無苦庵(むくあん)暮らし
彼(か)の秀吉に 許された
自由奔放 傾奇者(かぶきもの)
花の慶次は 花の慶次は 生きざま見事

武勇に優れ 歌を詠(よ)み
酒豪であれど 人望厚く
重ねた手柄 数知れず
加賀の前田の 名を上げた
花の慶次は 花の慶次は 我らが誉れ

浮世の道理 欠く者を
巧みに諭(さと)し 改心させる
奇行も有るが 米沢の
慶次清水で 清めたか
花の慶次は 花の慶次は 誠に生きた
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