駐輪禁止ですよ

駐輪禁止の看板を 見て見ぬ振りして チャリ止めてたら
ついに 駐輪禁止の交通標識が 立てられました
落書きで見えなくなった標識 いいことに チャリ止め続け
ある日注意され 標識に気づかなかったと 逆ギレしている

人は誰しも ルールを面倒だと 思っちゃうものだから
不可抗力で 面倒が減るなら こっそり歓迎してしまう
ルールができたきっかけが 自分のズルだったことも忘れて
こんな面倒なルール 作りやがってと 社会にまた逆ギレ

ルールを破り それを忘れて 新たなルールが上乗せ
そのルール破り また新しいルールが 上乗せされても 上の空

最初に モラル守るという 面倒から逃げたため
自転車操業みたいに ルールが雪だるま式に
「ちょっと停めただけ!」と怒る オマエ分かってるんだろ?
なぜ 自分を正当化することから 降りられないのか?

臆病で 傷つくことを 恐れているのかい?
自己愛が強く 自己評価を下げたくないからなのかい?

オマエがチャリ止めた場所に 交通事故の花束
オマエの自己愛は 社会からの憎しみで押しつぶされ
「ボクはただ愛されたかっただけなのに」と 喚いても
警察に連れられていく オマエの背中を 愛する人はいない

お話はこれで終わりさ もし駐輪禁止の
交通標識見かけたら 自己愛禁止の標識と
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