香港の雨傘

雲ひとつない 青空の下
数えきれない 傘が開いてく

煙が街を飲み込んで
催涙弾の雨

どこどこどこまでも 続く人の渦
蹴散らすように 銃声が響く

いついついつまでも みんなわかりあえず
香港の空 香港の空に 涙の雨が降り続く

無意識の支配 奴隷のように
飼い慣らされる ひとり残らず

煙の奥に隠れてる
時代遅れのファシスト

どこどこどこだって ぼくらずっと自由
どんな銃でも 自由は奪えない

いまいまいまだって 揺れる雨傘が
香港の街 香港の街に 希望の風を吹かせてる

こぼれる涙の訳は
催涙弾じゃない

どこどこどこまでも 届け歌声よ
抵抗の歌 世界に響け

いついついつの日か 街を埋め尽くす
香港の傘 香港の傘が 自由の花に変わるだろう

変わるだろう 変わるだろう
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