Diorama

そっと 積み上げては
息を止めた innocence 零れ出す haze
解けない幻想が今も ループする
描いては 吐き出した faith

瞼から 離れない image
目覚めないままの utopia
切り裂いた 衝動に
飲み込まれて 溺れる

気づかないまま 届かないまま
知らず知らず 透明になるこの手のひら
奇跡的な愛 そのどれもが lie?
曖昧な境界線に 溶けてしまえば ah

柔らかな 悲しみだけが
きっと 僕と今を繋ぐから
刻んだ 傷跡さえも そう
愛せていた気がしていた

触れられない 君の dysphoria
満たされない 無垢な dystopia
紡ぎ出す エンディング
平行線に 紛れて

偽りだけじゃ 救えないから
刺し続けた言葉 それもこれも正義さ
散りばめられた 記憶の底には
不鮮明なノイズ 僕を映し出す ah

絡み合う 夢と現(うつつ) 騒ぎ出す
儚く いずれ散るなら願うよ
全てがどうか、
ただ、優しくあるようにと。

誰が為でもない
何者でもない
もがく意味もない
息の切れた searchlight
これはただのジオラマ
コウフクなら白旗
抉(えぐ)り出したのは希望 囚われたままの理想
幕が下りるいつかを待つ 僕はただの蜃気楼
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