四季

繋いだこの手はいつまでもこのままだと
巡る四季 軽やかに 思い出は星空に還る

明日に追われた街で 戸惑う僕は君と出会い
同じ孤独を分け合いながら 色鮮やかな思い出を重ねた

交わす声は虹を渡り
夜は同じ月を見上げ
次に会える時を思う
こんな日々を愛してた

結んだ願いはいつまでも解けないと
桜舞う 春の色 霞みゆく記憶をなぞって
はしゃいだ姿に永遠を望んでいた
流れてく 夏の雲 思い出は星空に還る

走る様に 時は過ぎる
それは非情な程 平等で
その先に待つものに 気付けなくて

少し鼻にかかる声も
すぐに赤く染まる頬も
開く花に似た笑顔も
その全てを愛してた

いつの間にか変わり始め
責めるものは何も無くて
2人はまた1人ずつに
時計の針は もう戻らない

誓った未来はいつまでも変わらないと
穏やかな 秋の風 枯れてゆく記憶をなぞって
あどけない素顔に永遠を望んでいた
澄み渡る 冬の空 思い出は星空に還る

繋いだこの手はいつまでもこのままだと
巡る四季 軽やかに 思い出は星空に還る
×