夢花火

恋は燃えて 抱かれて
愛に成れば 離れて
はかなく咲いた 夢花火

お酒が増えました
あんたを想い 呑むお酒
まばゆい都会(まち)の片隅で
泪に暮れてます

あゝ あの日々が いついつまでも
わたしの心 締め付ける

あんた どこに居ますか
誰を 愛してますか
焼けた声が こだまする
恋は燃えて 抱かれて
愛に成れば 離れて
はかなく咲いた 夢花火

おくれ毛 束ねても
すぐさま 乱れてときめき
重ねた肌 冷たくても
しあわせ 噛み締めた

あゝ この愛は どこどこ行くの
宛てなど無くてもいいから

明日が見えなくたって
過去に傷付いたって
あんたと生きてゆきたい
泣いて 泣いて 疲れて
好きで 好きで どうして
去りゆく背中 追い続け

あんた どこに居ますか
誰を 愛してますか
焼けた声が こだまする
恋は燃えて 抱かれて
愛に成れば 離れて
はかなく咲いた 夢花火
×