つぎの光

さよなら
わたし きみのあたらしさにはなれない
点滅するこころを辿る
強さもないの

ここにいてよ
とおくばかりが騒いでる
わたしを見てよ
その証 押してよ

時間なんてだいきらい
満ちてくふりした泥棒だ
さよなら
わたし あきらめなんてわかりたくない

離れてしまうの?
不安になって
離れてってしまっているのは きみのほうだよ
きづかないで
ぼくも「確か」なんかない
きづいて
ほこらしさは きみの魔法だよ

わたしを見てよ

傷ついてかないで
ムキになって さびしさ ぶつけてよ
ゆれうたう指を からめておいで

願うためだけに 言葉がうまれたとして
おしえて
きみの正しさも 残らず

離れてしまうの?
サビつく星
変わってってしまっていいの?
光を接いで
ぼやけたあしたにきみだけ塗って
願ってみて
うごき始めてくから

ぼくは手を離さないよ
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