紅葉

橋のたもとで 頬杖ついて 何想う お前
いいから乗れよ 俺のデボネア 外 寒かっただろう?

箱根から湯河原へ 色づいたかわいい紅葉

夢を見るから夢破れると うつむき泣いた
そんな夢なら夢より熱い湯で のぼせてみれば?

温泉郷の排水溝に 流れてく 密の記録

もしふたり 来世で
出会えたとしたら 一緒に生きよう

この世は闇だ ならば点すさ 心のヘッドライト
このままふたり ひとりひとりの朝 迎えるけれど

言いかけてやめた「みちづれ」 無口なまま飛ばす真鶴
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