星空のリバーブ

ほどけた熱をさます 夏の残響
遠ざかる潮騒を 引きとめられずに

どうしようもない恋の結末だけが
たったひとつの思い出になる
サヨナラが消えない…

行かないでほしいと言えたら 怖がらずに言えたら
同じコタエにたどり着いても 何か違ったかな
伝えそびれたオモイ達が きらめく星座のように
もう届かない 空の彼方で ずっとずっと見送ってる

忘れられそうもない 痛みだったね
それでも心はまた 歩き出すんだね

きっといつか別の恋をしたって
あなたと見てた今年の夏を
大切にしたいよ

ありがとうなんて言えなくて 強がりも言えなくて
だけどこんなに好きだったこと どうか覚えていて
耳をすませば聞こえそうな 星達の瞬きに
もう少しだけ 包まれてたい 深い深い夜のなかで

行かないでほしいと言えたら 怖がらずに言えたら
同じコタエにたどり着いても 何か違ったかな
ふたりはぐれた夏のおわり きらめく星座達が
もう届かない 空の彼方で ずっとずっと見送ってる

ずっと…
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