騒乱唄

浅き夢にはらり散りぬる
二人 今宵

泡沫(うたかた)の月に 白波(しらなみ)舞い上がれば
轟(とどろ)け 人の音(ね)よ
宴のはじまりに いざ唄(うた)お

解(ほど)け拳なら 掌(たなごころ) 手のひらへ
雅(みやび)に踊るやよし 網引きゃあ帯びる熱
天の高く 汗飛沫(あせひまつ)

益荒男達(ますらおたち)よ 愛するものを守る為に
手弱女達(たおやめたち)よ 今 信じるものを貫く為
一瞬の火花に全てを込めて

嘶(いなな)く千差万別(せんさばんべつ) (把(は)!)
桜花爛漫(おうからんまん) (波(は)!)
太古凛々(たいこりんりん) 勇み足上等
うねる本能が儘(まま)

遍(あまね)く好機到来(こうきとうらい) (覇(は)!)
千紫万紅(せんしばんこう) (華(は)!)
たった一回のいのち 紡(つむ)ご
揺れる恋の気まぐれ 巡れ
飽(あ)く程に… 勢(せい)!

きりと紅(べに)引いた 唇が震えてる
瞳(ひとみ)に宿る星 交わりゃあ廻りだす
瞬(しゅん)が運命(さだめ) 恋絵巻(こいえまき)

益荒男達(ますらおたち)よ 果敢無(はかな)き夢 裏切るなかれ
手弱女達(たおやめたち) 二度と 守るべきもの諦めずに
絶対の契(ちぎ)りを胸に交わして

この世は譎詭変幻(けっきへんげん) (把(は)!)
落花流水(らっかりゅうすい) (波(は)!)
万古遙々(ばんこようよう) 連(つら)なりし衝動
生きる本能が儘(まま)

さざめく好機到来(こうきとうらい) (覇(は)!)
千紫万紅(せんしばんこう) (華(は)!)
もっと豪快にいのち 跳ねよ
昏(く)れる日々に灼(や)きつけ いつか
果てる迄… 勢(せい)!

盛(さか)れ盛(さか)れ 時代の闇 討(う)ち候(そうろう)
あな 天翔(あまか)ける 明けの明星(みょうじょう)
大胆に優美(ゆうび) 艶麗(えんれい)に勇姿
いざ参れ我ら 凛(りん)と今参上

嘶(いなな)く千差万別(せんさばんべつ)
桜花爛漫(おうからんまん)
太古凛々(たいこりんりん) 勇み足上等(じょうとう)
うねる本能が儘(まま)

遍(あまね)く好機到来(こうきとうらい) (覇(は)!)
千紫万紅(せんしばんこう) (華(は)!)
たった一回のいのち 紡(つむ)ご
揺れる恋の気まぐれ 巡れ
飽(あ)く程に… 勢(せい)!
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