クレヨンミサイル

人は変わる 意図も変わる 最初から知ってる
言葉は枯れ 仮説は霧 覆しつづける
手放せぬ毛布 無垢な処女みたいだ
受け入れず 蹴りもつけず 足を閉じていて

夜の公園のアイボリータイル 落書きとしけた花火
クレヨン型のミサイルのてっぺんで かわされる愛撫

さぁ もう 君は飛べる
楽しいこと考えている 子供のままでいる
ほどに増してく快感のこと 知ってる 首を横に振り続け
恐れない 痛みを知らずにいるから

君は変わり 意図も変わり 最初には戻れず
言葉を切り 仮説をやめ 現実をみつめて
買い換えた毛布 無垢な処女みたいだ
受け入れて 蹴りをつけても 足は閉じていた

夜の公園の棒立ちランプ 菓子箱と小人の靴下
クレヨン型のミサイルのてっぺんで 操縦している

さぁ もう 君は飛べる
楽しいこと考えてる 子供のままでいる
ほどに増してく違和感のこと 知ってる 首を縦に振り続け
恐れる 痛みを覚えているから

夜の公園で話そうよ 楽しいこと思い出して
クレヨン型のミサイルと

さぁ ほら 君は飛べる
楽しいこと考えてる 子供のままでいる
君がいちばん最初に大人になってた
首を横に振り続け 泣いてた 泣いてた

さぁ もう 君は飛べる
楽しいこと考えてる 子供のままでいる
ほどに増してく 快感のこと 教えて 誰にも言わずにいるから
さぁ もう 君は飛べる
楽しいこと 考えてる
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