青空ジャンプ

浮かない僕を見かねて 君が誘い出した遊園地の
観覧車から 見渡した街は綺麗で
何もないあの河川敷で 昔よく遊んだな

手を伸ばして 君と手をつないで
見落としてた こんな近くに 幾つも輝きがあること
迷いなんて 今日でさよならして
隣にいる君のことを 今すぐ笑わせるアイデア探そう

あれは確か土砂降りで 君は一つだけのビニール傘を
肩を濡らして 僕の方に差し出した
やがて雨は上がり 僕は探していた お返しのプレゼント

手を伸ばして 星を掴もうとして
「バカね」と言って 君も無邪気に ジャンプをしてみせた あの夜
時間が経って 背負うもんが増えたって
また飛べるさ 風に乗って空を自由に泳ぐ あの雲のように

ラララ…
「君と この街で 出会えて良かった」
こんなベタなことを言うと また君は笑うかな

手を伸ばして 君と手をつないで
見落としてた こんな近くに 幾つも輝きがあること
迷いなんて 今日でさよならして
隣にいる君のことを 今すぐ笑わせるアイデア探そう
なんだか届きそうな 青い空
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