まぼろし

そうさ 頬をつねると引き返される僕の世界へと
君へ伸ばしすり抜けていった手は本当の愛おしさを知れない

僕の不完全さを見ただろ?
君は見せてはくれないね

Ah 汚れなく君を想うのに
Ah 今も君は夢のまま
Ah 冷めない幻のように
Ah 永久に鳴り響く声

いつか街の片隅に聞こえてきた君の雨のメロディー
あの日一番近くにいたのは確かに僕のはずだったんだ

愛の瞬間さえ怯えて
君は風の中去っていく

Ah 汚れなく君を想うのに
Ah 今も君は夢のまま
Ah 冷めない幻のように
Ah 永久に鳴り響く声

Ah 消えない淡い記憶も
Ah 君となら二人なら

Ah 汚れなく君を想うのに
Ah 今も君は夢のまま
Ah 冷めない幻のように
Ah 永久に鳴り響く声
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