君じゃなくても

別に君じゃなくてもよかったよ たまたまスクロール止まっただけ
一人じゃつぶれそうでさ

別に君じゃなくてもよかったよ
なんなら返事もいらないよ
ただこんなワガママきっと君しか
聞いてくれないから

コンビニのライトを辿って ジャージ姿の君と待ち合わせ
目も合わさず言葉も交わさず とってつけた優しさも 君にはいらないよね

愛してるって言葉は
心からじゃなく身体からこぼれただけ
次はいつ会えるの?って枕越し
こもった声は聞こえないフリ

別に君じゃなくてもよかったよ
でも君には僕だけしかいないって 何故そう思えるんだろ

何度も同じ結末を
何度も迎える度に
君の胸をいつも借りていたなぁ
愛してるって言葉は
心からじゃなく身体からこぼれただけ
次はいつ会えるの?って枕越し
こもった声になぜか言葉がでなかった
いつしか君じゃなきゃダメになった
はじめからそんなこと気づいていたけど
愛を始めることが怖くてさ
裏切られるなら裏切っていたいよ
とりあえず今日はもう帰るね
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