シングルアゲイン

また此処に戻る荒んだ一人の部屋へ
浮かぶ君淡く此処に影だけが残る

伸びた一日の記録は続かず
立ち去る灰色落ちて覚める

また此処に戻るいつかは余りに早く
浮かぶ君甘く柔らかい夜に眠る

零れた青い砂止める術はなく
褪せゆく背中をいつまでも眺めてる

また此処に戻る下らなく流れる日々へ
浮かぶ君淡く失うモノだけ光る
君想い赤は翳る
夜は加速して逼る
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