軋む青いフェンスの錆を
かすめて沈む太陽の角度が
東空の隅に刺さる頃に君とさようなら

遠ざかる街並みの中に
薄くかかったソーダ色の歌が
第二宇宙速度で光る頃に君とさようなら

いつか僕が星になって
地上照らす日が来たら
アンドロメダの向こうには
きっとこの歌が響いて

玄関先の水たまり
飛び越えるみたいに君のこと
探しに行くから待っててよ
僕ら星になれたなら
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