ふるさと北国

三年たてば 三つだけ
あの娘も大人に なったはず
遠い十和田の みずうみよりも
澄んだ瞳が 待ってるだろな
ああ ふるさと
ふるさとへいつ帰る あてもない

ひびわれ指で にぎりめし
にぎってくれたね おふくろさん
くにを出た夜は 竿灯まつり
涙しょっぱく またよみがえる
ああ ふるさと
ふるさとでうまい酒 のみたいな

つめたい風にゃ なれてるが
それでも身にしむ 風ばかり
夢でゆうべも 見たなまはげに
えらくなれよと 肩なでられた
ああ ふるさと
ふるさとはなつかしい 北の空
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