ヒドイ雨

一日中 窓を叩いた雨粒
木々を揺らす強い風に落ち葉が舞う

今夜 赤い月が綺麗ならそこへ行くわ
時を止める木の実をかじって

愛の言葉 部屋にたくさん浮かべて
想ってるわ どの誰よりあなたのこと

今夜 青く光る稲妻を見つめてるの
空を裂いて邪魔されているみたい

ふたりの星空をさえぎるヒドイ雨
夜の向こう側に橋を架けて連れて行って

あくびをしてひとり過ごした休日
黒い雲と風と雨の嫌な日

ふたりの星空をさえぎるヒドイ雨
夜の向こう側に 虹を架けて
早く連れ出して その唇に触れたい
吹き荒れる風に このイライラを乗せたら
飛ばして
×