大輪の花~第二章~

名もなき花の 種ひとつ
夢に吹かれて 東京へ
ビルの谷間で 空見上げ
今日も唇 噛み締めた
じっと我慢は 親ゆずり
たとえ嵐に うたれても
あふれる想い 胸に秘め
いつか大きな いつか大きな花になります

人に踏まれて 倒れても
明日(あす)を信じて 生きてきた
心支えて くれたのは
強く優しい 故郷(ふるさと)よ
じっと我慢は 親ゆずり
帰りたいけど 帰らない
涙こぼれて しまうから
夢を咲かせる 夢を咲かせる花になります

じっと我慢は 親ゆずり
たとえ嵐に うたれても
あふれる想い 胸に秘め
いつか大きな いつか大きな花になります
いつか咲かせる いつか咲かせる大輪の花
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