monologue.

薄い瞼の地平線
ゆらり昇っていく朝日
冷え切った二月のこの部屋の中に
温もり灯る瞬間

黒い太陽のフォーカス
まつげ細い影を落として
唸りだす鳥のような
無意識のアナタがかわいく見えた

「おはよう」と言う
ただ一言で
どれほど幸福感じ
緩む私の目尻の皴に
気づかないでいてね

Close to me
アナタの後先に
交じる点が
私だけならいいのに…って
くだらない独占欲
秘密のmonologue.

白く宙に舞う吐息も
過ぎる時間さえアンダンテ
お決まりの道を歩くそれだけで
世界が優しく見えた

この手離せば
あの朝までは
また1人きりの日々
スムーズに通れずにいる
改札口 2人

Close to me
またねの別れすらもどかしくて
「行かないで」「帰りたくないよ」
繰り返す日常が
こんなに愛しい

未来とかの難しいこと
よくはわからないけど
名前呼んで駆け出したくなる
夜もあるよ
これが愛なのでしょう

Close to me
アナタの後先に
交じる点が
私だけならいいのに…って
くだらない独占欲
秘密のmonologue.
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