夜の花

なみだ浮かべて すがるほど
可愛い女に なれなくて
どうせ咲いても 夜の花
黙って別れて あげるけど
ダイヤの指輪は 返さない

わずかばかりの 純情は
お酒で流して しまいたい
どうせ咲いても 夜の花
遊びの恋だと 知ってても
夢見てしまうの 女って

過去もあります 傷もある
むかしのことなど 聞かないで
どうせ咲いても 夜の花
しみじみひとりの 止まり木で
哀しい唄など 口ずさむ
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