空が途方に暮れる色

手短な恋だった そりゃもうすぐに愛になってった
深入りしないのも愛なんだ 帰るべき場所ってなんなんだ
あの女性の話題だって 笑顔で聞けるようになってった
どうせなら泣ける恋にして 花びら揺れてる

空が途方に暮れる色さえ 美しく見えちゃった
日の目を見そうにもない レースのショーツ
ため息はいつもグレーなら こぼすのは酸性雨
誰かさんの帰り道なんて 溶かしちゃってよ

手短な恋だった なのに長いこと引きずった
切ないねとか言わないで そんな気がしなくもないじゃんか
出会った頃そりゃ身勝手に ウエディングドレスに憧れたって
そんな時期とうに過ぎてった 花びら揺れてる

空が途方に暮れる色さえ 美しく見えちゃった
なかったことになったのは 洗ったシーツ
ため息はいつもグレーなら こぼすのは酸性雨
誰かさんの帰り道なんて 溶かしちゃってよ
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