夜の再会

「幸せです」と うそをつき
あなたを安心させました
別れてからつづく 女の哀しみを
かくした声も ふるえてしまう
涙ぐみ頬を そっとぬぐった
そっとぬぐった 夜の再会

あふれるような まごころの
あなたはやさしい人でした
別れること 何も私は知らないで
命の恋と あの頃 あの日
もう一度 胸に 抱かれたいよな
抱かれたいよな 夜の再会

つつじの白い 花かげに
女の運命を泣きました
あなたにだけ 捧げつくした女には
二度とは恋を したくはないの
愛された頃に 帰りたいよな
帰りたいよな 夜の再会
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