もっともっと遠くへ

もっともっと遠く、
もっともっと遠く手を伸ばして探してた。
十七の目眩く(めくるめく)季節の中で。

強い人だと思い込んでた君が、不意に見せたその涙には。
どんな理由があるか分からないけど、
これからもずっと傍にいるよ。

“ガンバレ” と君に言いかけて、立ち止まった帰り道。
涙色の空と傘模様。

もっともっと遠く、もっともっと遠く手を伸ばして探してた。
かけがえのない日々の中。

青い春のようなキラキラとした今日を愛すれば、どんな日も、
最高の宝物に変えてゆける。

選んだ道が正しいかどうかなんて、
今は分かりはしないけれど。
僕は知ってる。諦めない人だけが、
そこに近づいてゆけることを。

壊れてしまいそうだけど、壊してしまいたくなくて。
胸の中にしまい込んだまま。

かっこ悪くても、例え みっともなくてもいいから、
叶えたい大切な夢があるなら。

ずっとずっと夢を、ずっとずっと夢を忘れないで。
ありふれた言葉でもそう言える人でいたい。

もっともっと遠く、もっともっと遠く手を伸ばして探してた。
かけがえのない日々の中。

青い春のようなキラキラとした今日を愛すれば、どんな日も、
最高の宝物に変えてゆける。
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