kagami

めんどくさいことも真面目にやった 溢れそうな涙も ぐっと堪えた
君を見守るより見ているだけか 情けないというより可哀想か

守れない約束が増えてしまって 君ひとりを笑顔にもできなくて
気づいたらよかったのは 一体、誰のこころだろう

夜明け前 君と手を繋いだ 君は端まで上手くやるなあ
ふたりの毎日は悪くなかったけど 僕はなんだか悲しかった

曇り空に針がささったような
そんな景色が浮かんでくるんだ君の近くは
溢れそうな思いを話したところで
僕がちっぽけであることだけが残るのさ

めんどくさいくらい一緒にいた といえばもうすこし愛せるかな
君は僕より強いからさ、なんてほらまた言ってしまう

君のまっすぐなこのこころに惹かれたはずなのに
僕はもう押しつぶされそうさ 何にも出来ないね僕は

朝焼けが綺麗だと嬉しそうな君を
僕はそっと抱きしめた

そばにいてね、と また君が言う
こんな僕が、と また僕はかなしくなる
でもそばにいたい 何かが心を引っ張るんだ
僕がちっぽけであることだけが残るのさ
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