ごまかし

いない いない その心
すり抜けて瞬いた

演じていた世界は
痛みわかんなくてずるいよ

ノイズを受け入れたら
微かに聞こえる声

ひびの入った願い
ビー玉みたいに
より綺麗になった
そっと割れないよう

涙も迷いも何もかも知らずに
どこでどこで迷ってるの?
もしもほんの僅かな今 贅沢に纏ったら
君の瞳に映った真実だけをすくいとって並ぼう
信じた今日へ

確かにいた日常は
まばたきしたら差し変わった

合図も届かないほど
深く溶け込んでいた

嘘の入った色
滲んでしまって
取り切れなくなった
きっと忘れていく

曖昧な絵の中手探り描いてく
君は君は笑ってるの?
こんな澄んだ空の下では
見つけられないもの
影に隠す想いは祈りの目を盗んでずっと守ろう

かかわりは触れない距離に置いてきて
何も消えず私の中刻んで光る

涙も迷いも何もかも知らずに
どこでどこで迷ってるの?
もしもほんの僅かな今 贅沢に纏ったら
君の瞳に映った真実だけをすくいとって並ぼう
信じた今日へ

すり抜けて瞬いた
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