自慢マン

今日は呑み会だ 楽しみな夜だ
いつもの店で いつものメンツで

だけど行ってみれば見知らぬオッサンがいてる
ツレのツレらしく挨拶して 共に呑む

酒がすすみ打ち解けて ええ人でどこかの社長さん
だけど様子がおかしいぞ 会話が不快になってきた

海外行ってた モデルと行ってた ファーストクラスだ ホテルは三つ星
1番前でサッカー観てきた お土産ダイヤだ
いや聞いてない

オッサンの饒舌 とどまりを知らず 気持ちよくなって
シャンパンポンポンあけて 行きつけのホステスを召喚しだした
2人3人4人そんなに席はない!

少ない席にぎゅうぎゅうに座りホステスのヨイショタイム
連れてきたツレの顔見れば引きつってる
お前がなんとかせえ

外車に乗ってる 別荘持ってる 運転手がいる 時計はどこそこ
キレて暴れた 一升あけた 昨日は寝てない
知らんがな

やっとお待ちかねの会計 解散できる オッサンから出た言葉は
え アンビリバボー

割り勘でいきましょか 割り勘でいきましょか
割り勘でいきましょか 割り勘でいきましょか

シャンパンポンポン勝手にあけて ホステスバンバン呼びつけて
ベラベラ自慢話聞かせて みんなでヨイショして持ち上げて
お前が1番気持ちよくなって 挙句に割り勘
倍払え
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