母の声

東京暮らしに 憧れて
あれから十年 過ぎました
渡り鳥でも 帰るのに
何で俺等(おいら)の ふる里は
あぁ遠く遥かに 母の声

忘れはしないさ いつの日も
夢が教える 里景色(さとげしき)
時はどんなに 流れても
決してあせらず あわてずに
あぁ雲の向こうに 母の声

意気地なしだと 笑われて
馬鹿にされても くじけない
花は枯れても また春に
咲くと誓って 消えてゆく
あぁ希望(のぞみ)捨てるな 母の声
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