最終章おまえは泣く

「笑って」それが一番難しいよ
自分に嘘なんかつけないよ
それってただの演技なんでしょう?
傘も差さずに君を待った

「自分って」出ました さりげないアピール
わかって 君に興味なんて無いよ
それってネガティブ思考な発言
自分を責めて生き甲斐を感じる

真っ白なキャンパスに人生を描いてみたとして
罪滅ぼしにでもなれるような気がしたんだ

さよなら 君の純粋な涙
冷たいアスファルトに溶けて
貴重な言葉は宙を泳いだ
最終章おまえは泣く

「君って」そこから始まる偏見が
私の傷を深くえぐるんだ
「君って」言われたらなんて言い返す?
ほらね 何にも言えないでしょう

「最低」私の口から溢れ出る
「ごめんね」なんて求めていないよ
でもね 何だかどうでも良くなって減速する

皮肉だ 誰も照らさないでよ
皮肉だ そんな世界の片隅で生きてる

さよなら 君の純粋な涙
冷たいアスファルトに溶けて
貴重な言葉は宙を泳いだ
最終章おまえは泣く
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