海峡雪しぐれ

外は吹雪か 窓打つ音が
わたしの心の しんまで響く
あなたがくれた命 抱きしめながら
生きる女の 風港
いまひとたびの 春よ 春
今日も、海峡雪しぐれ

一夜明けても 波風荒く
かもめは寝不足 姿も見せぬ
あなたがいない夜の わびしさつらさ
いつか泣きぐせ つきました
いまひとたびの 春を恋う
今日も、海峡雪しぐれ

寒さこらえて 入り江を照らす
岬のはずれの 燈台あかり
泣いたらだめとあなた 叱ってほしい
生きる女の 風港
いまひとたびの 春よ 来い
今日も、海峡雪しぐれ
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