小樽運河に恋が降る

遠い昔に 憧れた女(ひと)に
どこか似ている 淋しげな瞳
二人が出会った ビアホール
小樽運河に 星が降る
歩こうか もう少し
恋が始まる 北の街

赤いガス灯(とう) 白い頬染めて
俺の心に 恋の灯(ひ)がともる
夜風に揺れてる 長い髪
甘い香りに 誘われて
飲みたいね もう少し
グラス合わせる 港街

寒くないかと 抱き寄せて聞けば
そっとうなずき 微笑んでみせた
今夜は素敵な めぐり逢い
小樽運河に 並ぶ影
酔いたいな もう少し
恋が始まる 北の街
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