青空カケル

目覚まし鳴る前に うららかな朝が来る
それなのに天つ風 ため息運ぶ ユラユラ

目の前にある白紙 余裕のないあくびして
とりあえず向き合った 揺らぎのない空模様

流れていた お気に入りの歌
聞き逃すなんて
ああ 無我夢中 思い描いたまま ひたすら駆けてく
そうなれたなら 今日開いた花に気づけたのでしょう

満天の笑い声に 溶け込めたらいいなと
強がりな弱虫が また鳴いてる近くで

飛行機雲 君はどこへ
眩しく消えていく

ああ 無我夢中 思い描いたまま ひたすら駆けてく
そうなれたなら 午後に浮かぶ星が輝いてるでしょう

小さな光 手を伸ばした
ああ 世界中 形のない雲が溢れている日々
ああ 何もかも 一つ一つそっと育てていくから
今 思いの限り
そうなれたなら 今日開いた花に気づけるのでしょう
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