無愛想なベル

いつもと同じ街 無意識で着く学校
初めて泣いた公園 思い出の塊だ

生きてきた中で一番 大きくて強い決断
逃げ道を塞いで今日から
新しい旅のはじまり

無愛想なベルが響くこの場所が
僕のスタート合図になったんだ
遠い街 遠い夢 遠い僕へ
涙の意味が変わるまで
刻む未来図

知り合いが言うには
「上には上がいる」らしい
わかってる ただそれでも
僕にはこれしかなくて

家族がくれたカレンダー
毎月 書いてある愛の言葉
前に進めない時には
日付をみてまたはじめよう

無愛想なベルが響くその場所は
当たり前の幸せだったと知ったから
遠い街 遠い夢 遠い僕で
胸を張って帰れるまで
刻む未来図

夢しかない僕に出来ること
必死で腕を磨くことだ
いつかきっと叶ったなら
真っ先にベルを聞きに帰ろう

無愛想なベルが今日も鳴り響き
君のスタート合図になるはずだから
遠い街 遠い夢 遠い君へ
涙の意味が変わるまで
刻む 未来図
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