One Night Samba

魅かれた甘い香水 慣れている誘い文句
体だけ そっと委ねてみた 名前も知らないあなたに

騒いだ真夏の陽気に 汗ばむ肌を寄せて
誰かを想える 自分にもう一度 会えるような気がしたから

夜の灯り 風の匂い
賑わう街で ヒール鳴らす

見つめた唇 こぼれる言葉を拾いたい
たやすく頷かないで もっと求めて

淫らなダンスの後には 唇重ねましょう
あなたのリズム伝えてみて 夜明けまで

疲れた昼間の空気に 求めたきつい煙草
訳もなく胸を よぎっていく 恋をしたい
あの日のように

夜の意識 潤む瞳
見つけた勇気に 心あえぐ

探した孤独を どこかに追いやる方法を
触れたこの手の 温度をもっと上げて

交わしたジョークの後には もう一度笑いましょう
近くのでいい 夢の話 聞かせて

人間は愛だけが 見えない 手に入れたいのに届かない
心急いで 泳ぐ岸辺のない海で

淫らなダンスの後には 唇重ねましょう
名前くらい教えて 夜明けまでに
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