私だけの、革命。

平凡な日々を過ごす為の言い訳を
重ねる度 生き辛くて怖くなる
大人が言う「貴女の為と思って」
自己満足の押し付けだろう

否定される事に慣れて
自分が欠けていくの
浅い呼吸と崩れる景色
なんで?私泣いてるのかな

「正しさ」という見えない糸に囚われ
吐き出した声は数秒後には消えるだけ
あの日感じた愛情さえも信じず、迷うなら
価値なんていらない!

「普通」という肩書きに拘る故に
いつの間にか自分さえも押し込めて
「教科書には載っていなかったよ」なんて
言い訳するには、もう遅すぎて

自分の弱さの数だけ
苦い欲が蝕み
守りたかった人でさえ
擦れ違って、見失うなら

裏と表が解らなくなる世界
正解なんてすぐに変わるのだから
疚しさに暮れ 妬み、憂い
凶器になるのなら
私はきっと

歪む心の底
何もかも霞んでも
溢れ出した痛みのなかに
大切なもの、見つけた

本当は今も、震え止まらないけど
そのままの自分、信じてあげたい だから

「正しさ」という見えない糸は解かれ
自由な私、何が描けるのかな
下手くそでいい
今はそっと顔を上げてさあ
私だけの、革命をしよう
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