サイレン

さよなら 行かなくちゃ ここにはもういられない
君の背中が 無言でそうつぶやいた
君のこころの 鳴らないピアノのキーは
錆びついたままだれにも 触れられはしない
どこまでゆけばいいの いつまで続ければいい
かなしみの果ては まだ見えない

こころに鍵をかけて 君は何を待つのか
傷ついた翼じゃ飛べない
時の過ぎゆくままに 朽ち果てる痛みなら
僕に癒せるかな

ねぇ 真相を聞かせてよ
夢見がちなのは 思い込みがすぎるせい
想像力は 情報に呑まれてく
なにがかなしくて 僕ら生き急ぐのか
だれかのために 生きるなんて偽善だろ
誰も聞いたこともない 言葉で話しよう
かたちあるものは 壊されてく
こころに鍵をかけて 君は何と闘うの
なぐさめの言葉は いらない
時の過ぎゆくままに 朽ち果てる痛みなら
流れるままにゆけ まだ 真相は話せない

どこまでも 流されて 雲のように こころは
かたちを変えてゆく それがかなしい現実だとして
こころに鍵をかけて 君は何を見てるの
錆びついた時代の 夜明けかい
時の過ぎゆくままに 朽ち果てる痛みなら
はやく終わらせてよ もう 真相は聞かないで

I'm hearing your siren....
I'm hearing your siren....
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