イマジナリーフレンド

「ねえ かくれんぼしよう」
そっと明日を照らせるように
ねえ こんなに痛いのも
君の心だったのかもしれないね

これから 1歩1歩 嘘になる
虫食いだらけの思い出でも それでも

小さな手が 痛みを覚えて
いつしか素敵な大人になる
懐かしく思うたびに そこにいるよ
白昼夢の続きにもそう 名前をつけて

これから 1歩1歩 見えなくなる
張り上げた声も歪で 届かないけど
「もういいよ」

小さな手に 溢れるほどの
さよならを知って また歩く
懐かしく思うたびに そばにいるよ
白昼夢の続きはもう 忘れてしまえ
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