メギドの丘

黒い天空で 並んだ星が告げる
彼に造られた 二人が出逢った夜

鈍く聳え立つ大木の麓で
口付けを交わした 万物が息づいた
だけど悲しげな瞳が語っていた
君は知ってたね この世の終わりを

一時だけ 全てを忘れその胸で
幼い日々に戻ることが出来たら
白い雪にあの日の誓いを刻もう
朽ち果てた地上に 置き去りのまま

メギドの丘で待つ 君を見上げてる
重ねた罪で黒ずんだ 両足が働かない
粉雪で途絶えた 約束の言葉
倒れる僕に気付かずに 方舟は消えていく

下僕として生まれた「君」と「僕」が
一度だけ「彼」に逆らう聖なる夜

一時だけ 全てを忘れその胸で
幼い日々に戻ることが出来たら
白い雪にあの日の誓いを刻もう
朽ち果てた地上に 置き去りのまま

メギドの丘で待つ 君を見上げてる
重ねた罪で黒ずんだ 両足が働かない
粉雪で途絶えた 約束の言葉
倒れる僕に気付かずに 方舟は消えていく

鐘の音が伝える 終幕の知らせ
彼が描く終末は 本当に正しいの
粉雪で途絶えた 約束の言葉
倒れる僕に気付かずに 方舟は遠のいて消えていく
倒れる僕に気付かずに 方舟は遠のいて消えていく
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