踊り子たち

遠い国で歌声が響く
遠い国の街の中に続く

壁の向こう
流れては消えていく
誰かにとっての大事なこと

満員電車に揺られてる
忙しない私と

遠い国で歌われた言葉
意味も知らないまま
呼吸を合わせて

弾む様に
踊る様に
ぎこちないリズムで
気まぐれに
その手に触れる

見つけた
物語が
ほんの少し
新しいリズムになる
それもすぐ
忘れるさ

遠い国で戦争が終わる
週末 あの子の誕生日

満員電車に揺られてる
愛しい毎日に

遠い国で歌声が響く
遠く離れたこの街まで続く

君と話す
週末の計画が
私にとっての大事なこと

ああ
弾む様に
踊る様に
ぎこちないリズムで
歌い出す
その手に触れる

見つけた
物語が
遠くどこか
名も知らぬ人と出会う
そしてすぐ
忘れるさ
きっと
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