Kissよりつねって

ねぇ Kissよりつねって 夢じゃないよって
痛いくらい きっと

凍えそう右側の耳だけ
追いかける渚の足跡
いじわるねゆっくりと歩いて
聞えない何を叫んだの?

春の予感 振り向いたあなたの
唇の動きがかすかに見えたの

きっと私を好きって 確かに言ったの
冷たい海 裸足になりたい気分
Kissよりつねって 燃えるこの頬を
波のしぶき そっと

遠ざかるスタジャンがテレてる
深呼吸じっと見つめてた
消えないでまばたきの間に
泣いてない砂が入ったの

知っているわ あなたの優しさは
背中に感じてる気配に似てるの

そっと私をさらった あなたの鼓動が
近付いてる季節をささやくから
Kissよりつねって 濡れたこの頬を
きのうまでのように

だって私を好きって 確かに言ったの
夢のようでまだ信じられないの
Kissよりつねって 嘘じゃないよって
あなたらしく きっと
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