青ノ頃

紙ひこうき 飛ばすような 期待をして
とりあえずの 今日の中で 笑ってみる
空のない公園 キミは知ってる

あの頃は 夢をひろい
行くべき空の下へ 想いをのばして
一つだけ 選んでくように
無邪気に 他のものは手放していって

自分じゃない 誰かになりたかった頃
誰のいうことも 素直に聞けなかった
壁のない向こうへ “ここ”を蹴ってく

あの頃は 棘を立てて
行くべき空の下で 蹲っていて
その想いは 人をこぼして
独りよがりな痛みに 虜にされていた

青の頃

迷えず この場所で

あの頃は 夢を纏い
行くべき空の下へ 思いを焦がして
言い訳のいらない人に
いつか出会えることを(  )描いて

あの頃は 夢をひろげ
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