High Line

下を見るな 覗き込めば
かたく冷たい 舞台のフロア
スポットライト浴びたら
右に 客席の暗闇
左には 摩天楼の書き割り

足元には 一本の綱が
得体の知れない 未来に向かい
張られている 進め 次の足を出せと
誰かが そばで怒鳴っている

一分一秒 不思議に思う
こんなにも恐ろしいこと
誰もが どうして こなすのかと

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法の candy 噛んだ

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法の candy 噛んだ

僕らもかつて 揺るがぬ明日を
信じていた小さな子供の
姿だった
誰かの 期待にそえなくって
無償の 愛 失うまでは

いまでも 認める ことできない
棲みついたさみしい気持ち
でたらめな 愛を 探しているんだ

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法の candy 噛んだ

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法の candy 噛んだ

なにかに頼っていないと
生きることは
こわくてしかたない

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法の candy 噛んだ

high line
揺れる 綱の上 たわむ 綱の上
正気じゃいられない
high line
揺れる 綱の上 世界が止まって見える
ような 魔法なんてない
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