石段

長い石段を上った 柔らかな 君の手を取り
小さな広場の 片すみ 肩を並べて座った
初めての キスを 君と交わした時
燃え立つ胸は 歓びあふれて いつまでも震えていた
ふたりだけの このふれあい
誰にも邪魔されたくない

長い髪が 風に揺れて 一瞬 君を感じる
いつまでも そのままでいて 今のままの 君が好き
きれいな瞳に 僕を映していた
ふたりの間に 言葉はなくても 真心は通っている

君を失くしたくないんだ
唯ひとりの 愛する人だから
唯ひとりの 愛する人だから
「大好きだ」
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