札幌すすきのエレジー

雪が舞い散る 北の街で
ひとつの愛が 終わりを告げる
灯りチラつく 夜に啼いて
わたし 飛べない冬の鴎
心を溶かすように グラスに手を添えれば
カランと店を開けた あなたが映る
札幌すすきのエレジー
四条通(よじょうどおり)にひとり
札幌すすきのエレジー
今も追いかけ…
淡い香り 胸にそっと抱いて生きてゆく

ネオン滲んだ 北の街で
愛しい日々が 遠くに霞む
時計台には リラが咲いて
季節(とき)は 想いを残し巡る
真っ赤なルージュひいて グラスに夢乗せても
華やぐ光の中 孤独が迫る
札幌すすきのエレジー
四条通(よじょうどおり)の影を
札幌すすきのエレジー
今も見つめて…
甘い記憶 胸にそっと抱いて暮らします

札幌すすきのエレジー
四条通(よじょうどおり)にひとり
札幌すすきのエレジー
今も追いかけ…
淡い香り 胸にそっと抱いて生きてゆく
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