終末ノ少女

小さなこの手が 震えて未来が零れる
缶詰に詰めた 涙と不安隠してる
終末に立ち向かう 物語

誰にも見えない この場所から飛び出して
私は確かに 此処に居るんだって叫んだら
モノクロの世界がほら 色づいて

夏の風に急かされて 鼓動が熱く高鳴る
迷わないで この瞬間 命を燃やすの
貴方の思い出じゃなく その隣で息がしたい
確かな今だけ 狂おしいほど 刻み付けて

小さなこの手の 震えは過去に溶けてく
缶詰に詰めた 涙拭いてくれたのは
神様に挑む様な その笑顔

約束なんて要らない 今一瞬を誓うよ
見つめ 触れた この瞬間 命が震えて
寄り添い生きていけると 貴方が教えてくれた
確かな今しか 信じられない私でも

私を見つけてくれた 貴方だけは覚えてて 私が確かに此処で生きた事
これが最期だとしても 世界の終わりが来ても いいよ

この鼓動が止まるまで 全部伝えきれるかな
貴方というその光に 命を燃やすの
過去も未来も要らない この瞬間を刻んで
確かな今だけ 狂おしいほど生きたいから
これが最期でも 狂おしいほど生きたいから
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