夢花火

ヒグラシの声に 暮れてく町並み
君を迎えに 僕は走る
群青が空を 塗りつぶしたなら
君がやけに幼く見える

今も何も 変わらないよ 出会った頃と同じように

夏の夜空高くに咲いた 花火の光に照らされて
君の笑顔が淡くゆれる
いつか消えゆく未来なんて 今は僕に預けておくれ
さぁ手を繋ごう 二人だけの夜に 星が降る

人ごみの中 はぐれないように
流れに任せてきたけれど

ほら勇気出して 踏み出してみれば
懐かしい匂いの風が吹く

今も何も 変わらないよ 寄せては返す波のように

夏の夜空高くに咲いた 花火の光に照らされて
君の涙がそっと零れる
いつか消えゆく未来なんて 今は僕に預けておくれ
さぁ歩き出そう 子どもみたいに 夢見ながら

今も何も 変わらないよ… 出会った頃と同じように

夏の夜空高くに咲いた 花火の光に照らされて
君の笑顔が淡くゆれる
いつか消えゆく未来なんて 今は僕に預けておくれ
さぁ手を繋ごう 二人だけの夜に 星が降る

夢見ながら 笑いながら

歌いながら はしゃぎながら

憂いながら 恋しながら
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