氷河期

貴方に抱かれる度 切なさが深くなる
愛を引き止めておく 術がないから
女は心だけで 満潮が続くのに
時間は貴方を通り抜け 過去にするだけ

また会えるその日 言葉にして拒んだら
悲しみで心の海 凍らせる氷河期ね

いつか貴方を嫌いになれる 私がきっといるわ
遠いどこかの星まで逃げて 忘れられるものなら

貴方の裏側には 届かない女がいる
愛を使い分けてる 顔があるから
未来(あした)が涙色で 青空が曇っても
別れは悲しい勇気だと 言い訳できる

もう電話一つかけないでと ドア閉めたら
この部屋は思い出さえ 凍らせる氷河期ね

これで貴方と最後になれる 私がきっといるわ
独り未来のどこかへ行って 忘れられるものなら

いつか貴方を嫌いになれる 私がきっといるわ
遠いどこかの星まで逃げて 忘れられるものなら
遠いどこかの星まで逃げて 忘れられるものなら
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