梅雨明け

梅雨明けはしゃぎ出す街に
馴染めない僕
押し付けられた他人(じぶん)に
馴染めない僕

今いる場所にこれ以上
進む道はないのに

走れ走れとうるさいな
何もない山道に放たれただけ
正解という嘘の塊
馬鹿ばっかと嘆く日々
やたらと優劣を付けて
どうでもいいことばかりなんだ
そんな日もあるよなんて馬鹿馬鹿しいな
消え去りたいよ
夏なんて来なけりゃいいのに
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